ご挨拶

再就職支援サービスは70年代に欧米で利用されるようになり、80年代にグローバルに大きく成長した新しい人材サービスです。日本では少し遅れて90年代 後半から立ち上がり、現在までの約10年の間、ますます激しくなる経済環境の変化の中、不可欠なものとして定着してきました。
具体的に再就職支援サービスに対する認識は、大企業だけでなく多くの日本企業に広がり、その必要性とサービスについての価値評価は確実に浸透いたしました。進展するグローバリゼーションの流れの中で、日本企業も競争力の弱い事業を整理淘汰しないかぎり生き残っていけないことが明確になり、戦略転換に伴う人的資源の構造改革に際して求められる、従業員の再就職を支援するという、このわれわれのサービスも市民権を得たといえると感じます。
また、人材協で実施いたしました「再就職支援に関する意識調査」でも明らかになりましたように、再就職支援サービスの利用は、短期的な雇用調整時の利用に加えて、人材の代謝を考えた恒常的な転進制度を導入し、社員への「最後の福利」としてご利用いただくケースも増えており、その目的も大きく広がってきています。
さらに、長期失業者の安定雇用実現に向けた就職支援を、多くの再就職支援事業者が国から包括受託するなど、公共的施策の一翼を担うとともに、民間企業だけでなく、公的な団体でもこのサービスを利用するようになって来ており、再就職支援サービスは高い認知度を得てきています。
一方で、われわれが十分注意しなければならない個人情報保護の問題、あるいは高齢者の雇用延長や再雇用に絡んで更なる効果的なサービスへの期待、また、昨今急激に悪化している雇用情勢の中で再就職支援サービスの品質向上に向けた要請も高まっております。
再就職支援協議会においても、認知を広げるための活動だけでなく、こういった面での会員企業の認識を高め、品質向上を図るための活動も進めております。
今後とも当協議会は変化する市場の中で、お客様のニーズに応え、会員企業のサービスの質の向上と会員相互の研鑽を目的として活動を継続していく所存ですので、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
2009.8.1
再就職支援協議会 代表幹事
青山 銀二