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人材協について

会長コラム

2023年01月11日

「サ活」で整う

コラム

皆様こんにちは。時の過ぎるのはあっという間で、人材協の会長就任から半年が経過しました。

その間、各地のブロック会や定例会などの諸会合の場で多くの会員の皆様とご挨拶させていただき、皆様の業況や、各地・各領域での実態、また人材協の取組みの浸透状況等がつかめてきました。

さて今回のコラムは人材紹介とは全く関係のない、「サウナ」でのお話です。

この年末年始で、あるリゾートに旅行しました。毎年恒例で、仕事から離れて一年の疲れを癒すのんびりした旅です。
さてそのリゾートホテルには大浴場があるのですが、サウナもそこそこ立派なものがあります。

私は特にサウナファンというわけではないのですが、大浴場にサウナがあるとついつい「どれどれ」という気持ちで入ってしまいます。

このリゾートでも日本人はおろか外国の方も入り混じってサウナは所狭しと大盛況でした。

そのサウナでの小さな出来事なのですが、サウナは大抵床にタオルが敷いてあり、最初はきれいに敷いてあるものの、時が経つにつれて皆さんに座り荒らされ、踏み荒らされ、結構ぐちゃぐちゃになっていることが多いですよね。

いつもなら私はそういうことが気にならないのですが、今回はなぜか気になったので、自分が出るときに座っていた場所や通った場所のタオルを整えながら出てきました。ゆっくり後ずさりしながらサウナを出る感じです(笑 ちょっと変なヤツです)。
そしてサウナを出て水風呂に入り、再度サウナに戻ってみると、なんと驚くことにサウナ内のタオルが打って変わって理路整然と敷かれています。どうやら私の行為を後から出る人が真似て、それが連鎖し、出る人皆がタオルを整頓して出ていきます。

なんだか意図せず『割れ窓理論』が実証されたような気がして心の中でガッツポーズをしてしまいました。
誰かが行う「正しい行い」は、そのインパクトはとても小さいかもしれませんが、確実に社会全体を良い方向に向かわせる一歩となります。

2023年を更に良い年にするためにも、ルールやコンプライアンスを守ることは当然ですが、一日ひとつでも「正しいこと」を皆が行えば、景気も地政も疫病も、意外とすぐに良い方向に向かうのではないか、そんなことを考えた年始でした。

本年も人材紹介業界は引き続いて順調な発展が見込まれています。この追い風の時にこそ、短期視点のみにとらわれない、求人者、求職者の皆様から一層評価される「正しい仕事」を推進し、業界の地位向上を進めて参る所存です。

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